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積水ハウス シャーウッド平屋の断熱・気密性能はどうだったか|1〜3年住んで分かった実際

すみか公開 2026.05.30更新 2026.08.09

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。

積水ハウスのシャーウッドで平屋を建てるとき、私がいちばん「もっと知っておけば」と感じたのが断熱・気密でした。打合せの段階では「快適です」「最新仕様です」という説明はあるものの、冬の朝の体感や電気代のリアルは、施主にならないと分からない情報が多いです。

この記事では、実際に建てて1〜3年住んだ施主の立場で、シャーウッド平屋の断熱・気密をどう見ればいいかを整理します。我が家は気密検査を行ったので、実測値も手元にあります。数字そのものはnoteの有料記事にまとめました。

この記事でわかること

  • 断熱・気密の指標(UA値・C値・断熱等級)の見方
  • 積水ハウスで気密検査をするとはどういうことか
  • 平屋と大開口の組み合わせで、断熱がどこに効くか
  • 1〜3年住んで分かったこと(結露・乾燥・暖房)
  • 打合せの初期に確認しておきたいチェックリスト

我が家の基本情報

項目 内容
ハウスメーカー 積水ハウス
構造 シャーウッド(木造)
形態 平屋
主な採用 クリアビューデザイン(大開口リビング)
地域 東海地方
引渡し 1〜3年前

地域・坪数・総額の詳細は身バレ防止のため伏せています。詳しくはプロフィールをご覧ください。

断熱・気密の指標をどう見るか

家の断熱・気密の話には、いくつか決まった指標が出てきます。打合せで出てくる順に整理します。

  • UA値(外皮平均熱貫流率):家全体から熱がどれだけ逃げるかを表す数字。小さいほど熱が逃げにくい
  • C値(相当隙間面積):家にどれだけ隙間があるかを表す数字。実際に建った家を検査して測ります。設計図の上では出せません
  • 断熱等性能等級:住宅性能表示制度の等級。等級6は2022年に新設された上位等級で、ZEH基準(等級5)より一段厳しい水準です

打合せ当時の私は、「ZEH基準を上回る水準です」という説明を受けて、それで十分高いんだろうな、くらいの理解で進めていました。数字の意味を自分で調べるようになったのは、恥ずかしながら住み始めてからです。

ここで押さえておきたいのは、UA値と断熱等級は設計の段階で決まる数字で、C値だけは建ててから測る数字だ、ということでした。この違いが、次の話につながります。

積水ハウスで気密検査をするということ

シャーウッドで打合せをした方なら経験があると思いますが、「積水ハウスは標準でC値の保証や実測値の提示は行わない」とよく言われます。

我が家の場合は高気密仕様(気密検査あり)で契約していて、実際に気密検査が行われました。コンセントプレートやダウンライトまで気密仕様にする施工内容です。

数字が出たこと自体は良かったです。良くなかったのは、その数字の目標を打合せで決めていなかったことでした。どこで空気が漏れやすいのか、施工でどこまで詰められるのか、検査のタイミングで手直しはできるのか。契約前の私はそういう質問ができるだけの知識がなく、「検査があるなら安心」で止まっていました。

検査をするかどうかだけでなく、いくつを目指すのかまで打合せで話せると、納得感が違ったはずです。これから契約する方には、そこを勧めます。

平屋と大開口では、断熱がどこに効くか

平屋は屋根面積が大きいので、天井の断熱の厚みが効いてきます。同じ延床面積の二階建てと比べて、屋根から逃げる分の割合が大きくなるためです。我が家の仕様書を見ても、天井の断熱材は厚めに入っていました。

もうひとつが窓です。我が家はリビングにクリアビューデザインで大開口を取っています。開口が大きい分、窓まわりの性能が家全体の断熱を左右します。我が家は主要な窓が遮熱断熱トリプルガラスだったので救われた部分が大きいと感じています。逆に言えば、大開口とペアガラスの組み合わせだったらどうだったか。サッシ・ガラスのグレードは、大開口を選ぶなら妥協しないことをおすすめします。

1〜3年住んで分かったこと

住んでみて分かったことを、数字ではないところから書きます。

結露は基本的に出ません。トリプルガラスの効果は感じています。ただし冬は乾燥がすごいです。加湿器を使うと、今度は結露が出ることがあります。「結露しない家」というより、「乾燥と加湿のバランスを自分で取る家」というのが住んでみた実感です。

暖房は、床暖房なしのエアコンだけで回しています。平屋のワンフロアなので、この構成で家全体が回りました。冬も薄着で過ごせています。住んでみて「床暖房があってもよかったかな」と思うことはありますが、結果として困ってはいません。

正直な体感も書いておきます。どんなに部屋を暖かくしても、冷たい空気が床を這う瞬間はあります。「高断熱の家=冬でもまったくひんやりしない家」を期待すると、そこは少し違いました。

実測値はnoteの有料記事にまとめました

気密検査で出たC値の実測値、暖房を切って寝た翌朝のリビングの室温、断熱材の厚みと層の数、冬といちばん安い月の電気代と売電の金額。我が家の数字は、noteの有料記事に全部まとめています。

▶ 続きはnoteの有料記事に書きました(¥500)

https://note.com/humble_aster9270/n/n14be8d05d49e

チェックリスト:打合せの初期に確認したいこと

  • 気密検査をするかどうかと、目標値をいくつにするかを契約前に確認する
  • 断熱材の種類だけでなく、厚みと層の数まで仕様書で確認する
  • 平屋なら天井断熱の仕様を見る。屋根面積が大きい分ここが効きます
  • 大開口を取るなら、その窓のガラスとサッシのグレードを先に決める
  • 床暖房を入れるかどうかを、間取りが固まる前に決めておく
  • 冬の電気代を、暖房の方式(床暖房かエアコンか)とセットで見積もる
  • 加湿の計画も一緒に考える。結露が出ないことと、乾燥しないことは別です

まとめ:シャーウッド平屋の断熱・気密は「設計次第」

積水ハウスのシャーウッドは標準仕様でも一定の断熱性能を確保していますが、平屋と大開口という組み合わせで快適に住むには、設計段階の打合せが鍵になります。

我が家は冬も薄着で過ごせていて、満足している部分が大半です。それでも、「もう少し深掘りすればもっと良くなった」と感じる部分があるのも正直なところです。

これから積水ハウスで平屋を建てる方には、この記事のチェックリストを打合せの初期に担当者へぶつけてみてほしいです。

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この記事のダイジェスト版を note でも公開しています。noteでは家づくりの記録を連載形式で更新していく予定です。


著者について 積水ハウスのシャーウッドで東海の平屋を建てた施主『すみか』。完全匿名で、実体験ベースで家づくりの記録を発信しています。詳細はプロフィール。