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積水ハウスのクリアビューデザインで平屋の開放感を作る|採用した理由と1〜3年住んだ感想

すみか公開 2026.05.30更新 2026.08.27

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積水ハウスで家を建てるとき、我が家のリビングには「クリアビューデザイン」が入っていました。リビングの一面を柱のない大開口にできる積水独自の構造です。平屋と大開口の組み合わせの開放感は、住んでいるいまでも我が家のいちばんの気に入りです。

ただ、正直に書いておきたいことがあります。私はこれを自分で選んでいません。最初にいただいた提案に、もう入っていました。

この記事では、選んだつもりのなかった大開口が、1〜3年住んでどうだったのかを書きます。

この記事でわかること

  • クリアビューデザインとは何か(公式情報+施主の理解)
  • 我が家がどういう経緯でこれを採用したのか
  • 1〜3年住んでみた住み心地(夏・冬・防犯・来客の反応)
  • これから採用を検討する方に、先に確かめてほしい3つのこと

我が家のクリアビューデザイン仕様

項目 内容
構造 シャーウッド(木造)
形態 平屋
採用箇所 リビング南面(大開口)
サッシ アルミ樹脂複合サッシ(室内側は樹脂)
ガラス 主要な窓は遮熱断熱トリプルガラス(浴室など一部は高断熱ペアガラス)
軒の出 約1.5m

クリアビューデザインとは

積水ハウスの公式説明によると、クリアビューデザインは独自の構造技術で、柱や壁を最小限にして大開口・大空間を実現する設計手法です。

施主の私の理解で言うと、

  • リビングの一面に大きな窓と段差のない開口部を取れる
  • 庭・テラスとリビングの境界を曖昧にできる
  • 平屋なら2階の制約がなく、より開放感が出る

という特徴があります。

我が家がこれを採用した経緯

選んだのではなく、最初からそうなっていました

打ち合わせで「大開口にしますか」と聞かれた記憶が、私にはありません。最初にいただいた提案の時点で、リビングの南面はもう大きく開いていました。庭とつながった形も、その提案に含まれていました。

どの面に、どのくらいの幅で取るか。これも提案されたものです。自分たちで指定した部分ではありません。

家づくりの記事としては物足りない書き出しかもしれませんが、我が家はこういう順番でした。平屋にしたのも営業さんの一言からで、そこは別の記事に書いています。振り返ると、我が家の家づくりは提案から始まったものが多いです。

ただ、広く見せたい気持ちはありました

自分から言い出してはいませんが、リビングを広く感じさせたい、という気持ちは持っていました。平屋は2階建てに比べて床面積を増やしにくいので、同じ広さでもどう見えるかが効いてきます。提案を見たときに「これだ」と思えたのは、その気持ちが先にあったからだと思います。

他社は見ていません

他のハウスメーカーで似た大開口を検討したことはありません。比べていないので、他社ではこれが出せないのかどうかは私には分かりません。積水ハウスを選んだ理由そのものは、担当者に出会った経緯の記事のほうに書いています。

費用のこと

クリアビューデザインは標準仕様ではなく、オプション扱いだと聞いています。

ただ、我が家の場合はいくら上がったのかが分かりません。最初の提案に入っていたので、「これを足したらいくら」という比べ方をしていないからです。追加費用を知りたい方は、打ち合わせの早い段階で「これを外した場合の見積もり」も出してもらうと、金額が見えると思います。我が家はそれをしていません。

大開口そのものより、あとで効いてきたのは外構でした。窓が大きいぶん、庭は「たまに出る場所」ではなく「毎日見える場所」になります。ここは後述します。

1〜3年住んでみた住み心地

夏:直射日光は入ってきません

大きな南向きの窓と聞くと、夏の暑さを心配される方が多いと思います。私も住むまではそう思っていました。

実際には、直射日光は入ってきません。軒が1.5mほど出ていて、夏の高い日射をそこで防いでくれています。窓の大きさそのものより、軒がどれだけ出ているかのほうが効いている、というのが住んでみた実感です。

冬:日中は暖房がいらないかもしれないと思うくらい

冬は逆に、日がよく入ります。日中は暖房をつけなくてもいいのではないか、と思う日があるくらいです。夏に日射を遮ってくれた軒が、太陽の低い冬にはきちんと日を通してくれます。

結露については、我が家は基本的に出ません。ただし冬の乾燥はすごいです。この話は断熱・気密の記事に詳しく書きました。

防犯:私はあまり気にしていません

平屋と大開口の組み合わせは、防犯を心配される方が多いテーマだと思います。

正直に書くと、私はあまり気にしていません。特別な対策も取っていません。ここは住む地域や周囲の環境によって答えが変わる部分だと思うので、我が家がそうだった、という以上のことは書けません。気になる方は、土地の段階で周囲の見え方まで含めて確かめておくことをおすすめします。土地選びで我が家が確かめたことはこちらに書いています。

来客の反応

家に来た方には、開放感があると言われます。だいたい同じ反応が返ってくるので、初めて入った人にはやはりそう見えるのだと思います。

住んでいる側は慣れてしまうところがありますが、こう言われるたびに、あらためて良いものを入れてもらったのだと思い直します。

これから採用を検討する方へ:先に確かめてほしい3つのこと

1. 窓の大きさより、軒がどれだけ出るか

夏の暑さを決めたのは、我が家の場合は軒でした。大開口を検討するときは、窓の性能と一緒に軒の出もあわせて確認してみてください。ここが浅いと、同じ窓でも夏の入り方が変わるはずです。

2. 窓のガラスとサッシのグレード

我が家の打ち合わせでは、大開口にすると熱が逃げやすい、という説明は特にありませんでした。結果として主要な窓が遮熱断熱トリプルガラスだったので助かった、というのが正直なところです。

もし「大開口だがガラスは標準」という組み合わせだったらどうだったか。それは我が家では確かめようがありません。ただ、開口が大きいほど窓まわりの性能が家全体を左右するのは確かなので、ここは自分から聞いてみる価値があると思います。

3. 外構は、大開口とセットで考える

大きな窓を入れると、庭は毎日目に入る場所になります。カーテンを開けたときに見えるのが庭なので、そこが未完成だと落ち着きません。

我が家の外構はハウスメーカーとは別の会社にお願いしました。かかった金額の桁と内訳は、noteの有料記事(¥500)にまとめています。ここでは金額に触れませんが、大開口を入れるなら外構は「あとで考える項目」ではない、ということだけは書いておきます。

まとめ:選んだつもりはなかったけれど、正解でした

クリアビューデザインは、我が家が自分で選んだものではありません。それでも、住んでいるいま、これが入っている家でよかったと思っています。

夏は軒が守ってくれて、冬は日が入ります。来客には毎回同じ言葉をもらいます。選んだつもりのなかったものが、いちばんの気に入りになっている。家づくりには、そういうことがあるのだと思います。

これから検討される方は、大開口そのものだけを見るのではなく、軒・窓の性能・外構の3つをセットで確かめてみてください。我が家が住んでから気づいたのは、その3つでした。

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著者について 積水ハウスのシャーウッドで東海の平屋を建てた施主『すみか』。完全匿名で、実体験ベースで家づくりの記録を発信しています。詳細はプロフィール。